注文住宅で、コンセント計画をどうするか迷ってるんだよね。
たしかに「注文住宅のコンセント計画」は考えることが多いし迷いますよね。
夢のマイホームは一生に一度の大きな買い物なので、少しでも失敗はしたくないものです。
というわけで今回は、「注文住宅のコンセント計画」の後悔ポイントがテーマです。
本記事の内容
- 【注文住宅】コンセント計画の後悔ポイント
- 【注文住宅】コンセント計画で後悔しないための考え方
- コンセント計画で失敗すると発生するリスク
生活の中で使う家電って増えていませんか?
テクノロジーの進化によって便利な家電は増えています。
マイホームはアパートに比べて、部屋が広くなるため今まで我慢していたものを買いたくなるため、家電はどんどん増えていくと思います。
新築戸建てを購入して3年が経ちましたが、増えた家電により、「コンセントが足りない」とか「コンセントがここにも欲しい」という場面が結構あります。
あなたの自宅はこんな感じになってませんか?
コンセントが足りないとタコ足配線になってしまいます。
そのまま放置してホコリがたまったままだと、トラッキング火災の危険性が高まります。
マイホームを建てようと計画中の方に、安心して快適な生活を送るために、ほんの少しでも参考になるとうれしいです。
1.【注文住宅】コンセント計画の後悔ポイント
【注文住宅】コンセント計画の後悔ポイント
- テレビまわり(リビング)
- ルンバ用(リビング)
- ソファー両サイド(リビング)
- スピーカー壁掛け用(リビング)
- 冷暖房器具用(洗面脱衣室)
- コードレス掃除機用(階段下収納)
- 机まわり両サイド(子供部屋)
- 屋外コンセント
リビング
テレビまわり
リビングでのコンセント後悔ポイントは、なんといってもテレビの後ろですね。
テレビまわりは1番コンセントを必要とする場所ですね。
テレビ・レコーダー・スピーカー・ルーター・スマートデバイスなどなど、めちゃくちゃ多いですよね。
ルンバ用
テレビ周りのコンセントが多くあれば、「テレビ台の下にルンバを置く」っていうのもありだったなと思います。
ソファー両サイド
また、ソファー両脇にコンセントがあれば、どの位置でも充電やパソコンが使えます。
AIスピーカー用
臨場感あふれるサウンドを楽しみたいけど場所を取るからと避けてる方に、AIスピーカーを壁掛け用のコンセントがあれば、場所をとらずに臨場感あるサウンドを楽しめますよね。
洗面脱衣室
忘れがちなのが、洗面脱衣室の冷暖房機器用のコンセントです。
洗面脱衣室には、洗濯機用のコンセント2個と洗面化粧台の2個しかありません。
この状況で扇風機やヒーターを点けようとすると、延長コードを使用しなければなりません。
冷暖房器具用に、足元にコンセントがあれば良かったと思います。
洗面台で身支度をすることを想定すると、上の写真のように、この辺にほしいですね。
階段下収納の中
わが家には、階段下収納の中にコンセントが1つもありません。
「ここにコンセントがあったら便利だったのに」て思うことが1つあります。
それは「コードレス掃除機(ダイソン)を収納したかったな」ということです。
コードレスなので充電が必要ですが、コンセントがないため断念しました。
残念ながら、掃除機はダイニングの隅の目立たないとこに置いてます。
マイホーム購入時には思いつかなかった視点でした。
残念…
子供部屋
ベッド側にコンセントがありますが、机を置いたところにはコンセントが1ヶ所しかありません。
机の両サイドにあると便利です。
なぜならデスクスタンド用に1ヶ所と、DSなどを置いたりするために、もう1カ所離れた場所にあるとよかったと思います。
屋外コンセント
我が家では、家の裏側に1つあります。
最低限、家の表側と裏側に1つずつあれば良かったなと思います。
我が家で屋外コンセントの使用シーンは大きく2つあります。
1つ目は、家の正面横の駐車場で高圧洗浄機を使って洗車をする機会があります。
電源は裏庭から延長したり、玄関から家の中に入ったとこからひっぱったりしています。
家の表側にも屋外コンセントがあれば良かったと感じます。
屋外コンセントの使用シーンの2つ目は、夏場の家プールをふくらませるための電動ポンプです。
他には、BBQの際のホットプレート・照明器具などですね。
2.【注文住宅】間取りで失敗ランキング1位
引用元:間取りの失敗ランキング
スーモの調べによると、注文住宅の間取りでの失敗ランキングは「配線計画」のようです。
コンセント計画は意外にも失敗したという方が非常に多いようです。
毎日暮らす家のことですので、成功すればずっと快適ですが、失敗すればいつまでも後悔が続きます。
失敗すると、後からコンセントを増設するのはコストも時間も奪われてるので非常につらいです。
打ち合わせ段階であれば2千円程度ですが、あとからだと2万円もの料金がかかってしまいます。
コンセントは、使う家電を上のように図面に描き込み、使う場所に必要な数があるか確認しましょう。
シーズンごとに使う季節家電なども忘れずに。
3.【注文住宅】コンセント計画で後悔しないために
注文住宅のコンセント計画で失敗しないためには家具・テレビ、ソファーなどなど、「どこに何を置くか」を本気で、具体的にイメージすることがとても重要ですね。
設計士の方もベストな提案をしてくれますが、標準仕様の範囲内で提案しようとするため注意が必要です。
設計士のプラン通りに進めてしまうと必ず後悔することになります。
後からコンセントを増設したり、変更したりするとコストと手間がかかりますので、基本はプロからの提案でOKですが細かいところはしっかりイメージすることが重要ですね。
4.トラッキング火災のリスク
コンセントの数が足りないと、タコ足配線になってしまいます。
コンセントの差し込みが複数ある「テーブルタップ」の接続可能電力は1500ワットに定められたものが多いです。
ひとつのコンセントに複数の家電製品を接続して使用すると、1500ワットを超えてしまう可能性が高まります。
接続可能電力である1500ワットを超えて家電製品を使用すると異常発熱が起きて火災になる可能性が高まります。
タコ足配線だとコンセントにホコリがたまっていても気づきにくいので危険です。
ホコリがたまったまま放置してると、トラッキング火災が発生してしまいます。
トラッキング火災とは、コンセントとプラグの隙間にホコリが溜まり、そのホコリが空気中の湿気を吸収することで、漏電し発火する現象のことを言います。
また、「ここに欲しい」という場所にコンセントがないと延長コードを使わなければなりません。
延長コードを使うと、見た目が良くないし、アイロンなどの消費電力の大きな器具を使うとコード自体が発熱して危険です。
5.【注文住宅】コンセント計画の後悔ポイント【まとめ】
【注文住宅】コンセント計画の後悔ポイント
- テレビまわり(リビング)
- ルンバ用(リビング)
- ソファー両サイド(リビング)
- スピーカー壁掛け用(リビング)
- 冷暖房器具用(洗面脱衣室)
- コードレス掃除機用(階段下収納)
- 机まわり両サイド(子供部屋)
- 屋外コンセント
後悔ポイントは、かなり具体的に説明しました。
また、マイホームに住む前には気づきにくい視点があると思います。
コンセント計画に失敗するとタコ足配線になりトラッキング火災のリスクが増しますので、コンセント計画は超本気で具体的にイメージしましょう。
少しでも参考になればうれしいです。
今回は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。
では。