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建売住宅に後付け!カップボードの費用とは?失敗しない選び方と相場を徹底解説

ハイブリットな現代的なキッチン
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ケニー
ケニー

「建売住宅にカップボードがない…後から設置できるの?」「いくらくらいかかる?」そんな疑問や不安を抱える方は少なくありません。

「建売住宅に後付けのカップボード」がテーマです。

実は、後付けカップボードは建売住宅にも対応可能で、コストや施工方法も選択肢が豊富です。

この記事では、相場の目安やおすすめの取り付け方法、DIYとの比較、設置事例まで詳しく解説。

約20年のホームセンター勤務の経験をもとに、後悔しない選び方や業者選びのコツもご紹介します。

収納や見た目の悩みを解決したい方、必見です。

この記事の内容
  1. 建売住宅のカップボードの後付けにかかる費用とは
  2. カップボードの利用メリットと生活の向上
  3. 業者選びのポイントと施工について
  4. LIXILのカップボードの特徴と価格
  5. カップボード後付けの事例集
  6. 設置場所の選定と間取りへの配慮
  7. カップボードの施工に必要な時間と手間
  8. カップボード後付けに関するよくある質問
  9. 後付けカップボードのトレンドと未来
  10. まとめ

建売住宅のカップボードの後付けにかかる費用とは

カップボードとキッチンと緑の壁

新築のカップボードなしの状態とその影響

建売住宅の中には、特にローコスト物件などで、キッチンにカップボード(食器棚)が設置されていないケースも少なくありません。

一見問題なさそうでも、実際の生活では以下のような状況になりがちです。

収納不足の発生

実際に住み始めると、「食器や調理器具の収納が足りない」という声が多く聞かれます。

調理家電の置き場所に困る

炊飯器や電子レンジなどの調理家電の定位置がなく、調理のたびに置き場所に困ったり、作業スペースが狭くなったりしてストレスが増えることがあります。

部屋の見た目や掃除のしやすさへの影響

食器類がカウンターやシンク周りに散乱しやすくなり、キッチン全体の見た目が損なわれたり、掃除が大変になったりします。

こうした事態を避けるためには、入居前にしっかりと収納計画を立てることが非常に重要です。

なお、カップボードは後から購入・設置することも可能ですので、必要に応じて検討しましょう。

後付けカップボードの設置費用を確認する

後付けでカップボードを設置する場合、費用は製品のグレードやサイズによって異なりますが、相場は本体と設置費用を含めて約20万〜35万円が一般的です。

リーズナブルな商品では10万円前後から購入可能ですが、耐久性やデザインにこだわるとそれ以上の費用がかかります。

たとえば、天井までぴったり収まるタイプや家電収納機能付きのモデルは高めの傾向にあります。

また、設置場所の状況によっては、電源やコンセントの増設が必要になることも。

予算を考える際は、見た目や使い勝手だけでなく、工事の有無も含めて総額での比較が重要です。

おすすめの業者とその選び方

カップボードの後付けを依頼する場合、信頼できる業者選びが仕上がりに直結します。

リフォーム専門会社や住宅設備メーカーの子会社などは、施工実績が豊富で安心です。

中でも、キッチン全体のレイアウト提案や配線工事まで対応できる会社を選ぶと、使い勝手のよい配置に仕上がります。

ホームセンターや家具店でも取り付けサービスを提供している場合があり、価格を抑えたい方に人気です。

業者選びでは、事前の見積もり内容や、過去の施工事例を確認することがポイント。

口コミや評判もチェックしながら、自分の暮らしに合った提案をしてくれる会社を選びましょう。

カップボードの利用メリットと生活の向上

白いカップボードび食器が並んでる様子

収納力アップのためのスペース活用法

カップボードを設置することで、限られたキッチンスペースを最大限に活用できます。

特に、収納力を高めることで、キッチン周りの使い勝手が格段に向上します。

カップボード設置によるメリット

キッチンスペースの有効活用

上部の吊り戸棚や引き出し付きの下台などを備えたカップボードがあれば、デッドスペースを減らし、収納空間を大幅に増やせます。

効率的な収納を実現

普段使いの食器から調理器具、ストック食品まで、様々なアイテムを効率よく整理できます。

具体的な収納例

奥行きが浅めの引き出し: カトラリーやラップ類など、小物類の整理に便利です。

深めの引き出し: 鍋やフライパンなど、かさばるアイテムをまとめて収納できます。

動線の整理と作業効率向上: キッチン周りに散らかりやすいアイテムを一か所に集約できるため、無駄な動きが減り、調理などの作業効率が向上します。

このように、収納力の高いカップボードは、キッチンをすっきりと整頓し、快適な使い心地を実現するために役立ちます。

理想のキッチンを作るためのカップボード選び

システムキッチンとの「統一感」を重視

カップボードを選ぶ際は、設置済みのシステムキッチンと色味や素材感を合わせることが最も重要です。これにより空間に一体感が生まれ、洗練された印象になります。

調和を生む具体的な例

木目調のキッチン: 同じような木目やナチュラルなカラーで揃えることで、温かみのある自然な雰囲気を演出できます。

モダンなキッチン: ツヤのあるホワイトやクールなブラックなどを選ぶと、スタイリッシュで都会的な空間が引き立ちます。

イメージ通りの選択のために

実際にショールームへ足を運び、検討しているカップボードをシステムキッチンと並べて見てみるのがおすすめです。

写真やカタログだけでは分からない質感や色のニュアンスを確認でき、納得のいく選択に繋がりやすくなります。

カップボードは日々の使い勝手はもちろん、キッチンの「顔」としても機能します。

システムキッチンとの美しい調和を目指して、じっくり選びましょう。

使い勝手で選ぶ!後悔しないカップボード機能

カップボード選びで失敗しないためには、「どんな機能が必要か」「どのように使いたいか」を事前に明確にしておくことが大切です。

日々の料理を快適にするために、以下の点を検討してみましょう。

あなたのキッチンに必要なカップボードの機能

家電収納の検討

炊飯器や電子レンジなどの家電を置く場所が必要かを確認しましょう。

家電を置く場合は、コンセント付き、蒸気対策(蒸気排出機能や吸湿素材など)が施された家電収納付きタイプを選ぶのがおすすめです。

将来を見据えた収納力

現在の荷物だけでなく、将来的に家族が増えたり、キッチンアイテムが増えたりする可能性も考慮して、十分な収納力があるかどうかも重要なポイントです。

細かいオプションの確認

より自分にぴったりの使い心地を実現するために、以下のような細かいオプションにも注目してみましょう。

吊戸棚の高さ: 身長に合わせて使いやすい高さか

スライド棚の有無: 炊飯器など、引き出して使う家電を置く場合に便利か

引き出しの仕様: スムーズに開閉できるか、耐荷重は十分か

専門家への相談

機能や仕様が多くて迷ってしまう場合は、施工実績が豊富な専門業者に相談するのも非常に有効です。プロの視点から最適な提案をもらえます。

必要な機能や使い勝手をしっかりと見極めることで、あなたのキッチンに最適で、長く快適に使えるカップボードを見つけることができます。

業者選びのポイントと施工について

業者が水平器で図る様子

施工の流れと必要な準備

カップボードを後付けする際は、まず設置スペースの採寸と製品の選定から始まります。

その後、業者に依頼して施工日程を調整し、当日は家具の搬入、壁や床の保護、組立・固定の作業が進行します。

設置時間は数時間から半日程度が一般的です。

準備段階では、カップボードを置く予定の場所を片付けておくことが重要です。

また、コンセントの位置や搬入経路の確認、作業スペースの確保なども、スムーズな施工のためには欠かせません。

工事費込みの見積もりの取り方

正確な予算感を知るためには、必ず「工事費込み」で見積もりを取りましょう。

見積もり依頼時には、本体価格だけでなく、配送費・設置費・必要であれば電気工事費などが含まれているかを確認することがポイントです。

複数の業者に相見積もりを取ることで、価格の比較はもちろん、対応の丁寧さや提案力の差も見えてきます。

また、施工後のアフターサービスについても事前に確認しておくと安心です。

DIYとプロ依頼の比較とメリット

DIYでの設置は費用を抑えられる反面、正確な採寸や壁固定などに不安が残ることもあります。

一方でプロに依頼すれば、経験豊富なスタッフが施工を行い、設置精度も高く仕上がりが美しいのが利点です。

とくに壁面固定や家電収納を伴う場合は、電気工事や耐荷重の面で専門的な対応が求められます。

DIYは慣れた人向けであり、不安がある場合はプロのサポートを受けるほうが、後々のトラブルを防ぎやすくなります

LIXILのカップボードの特徴と価格

リクシルのデザインに似たアイボリーのキッチン

LIXILカップボードのサイズとカラーの選択肢

LIXILのカップボードは、間口・高さ・奥行きともに幅広いサイズ展開があり、キッチンスペースに合わせて柔軟に選べます。

間口は90cm~270cmまであり、上下セパレートやカウンター一体型などタイプも豊富です。

カラーは木目調からモノトーンまで10種類以上のバリエーションがあり、インテリアに合わせやすいのが魅力です。

同じシリーズでキッチン本体と揃えられるのも統一感を求める方には嬉しいポイント。

デザイン性と機能性のバランスに優れています。

注文から設置までのスケジュール

LIXILのカップボードを注文する場合、選定から設置完了まではおおよそ2~4週間が目安です。

最初にショールームやカタログで仕様を決定し、販売店や工務店を通じて発注します。

納期は在庫の有無によって前後しますが、標準的な商品であれば比較的スムーズです。

設置は1日で完了するケースが多く、事前に搬入経路の確認とキッチンスペースの整理を済ませておくと安心です。

スケジュールには余裕を持って臨むのがおすすめです。

満足度を高めるための工夫

LIXILのカップボードを最大限活かすには、自分の暮らしに合った収納スタイルを考えることがカギです。

よく使う食器や家電が手に取りやすい高さにあるか、引き出しの奥行きが足りているかなど、使い勝手をシミュレーションすると後悔しにくくなります。

また、蒸気が出る家電を使う場合は、スライド棚や蒸気処理ユニット付きモデルを選ぶのも一つの方法です。

照明とのバランスやコンセント位置も事前にチェックすると、満足度がグッと上がります。

カップボード後付けの事例集

夫婦がキッチンで料理をする様子

成功した後付けリフォーム事例

新築入居後にリクシルのカップボードを後付けしたAさん宅では、既存のシステムキッチンと同シリーズを選ぶことで空間に統一感が生まれ、収納効率も格段にアップしました。

設置前に壁の下地を調べておいたことで、施工当日もスムーズに進行。

家電の置き場やゴミ箱スペースの確保も事前に計画していたため、使い勝手の良さに満足されています。

こうした事前準備とイメージの明確化が、仕上がりの完成度を大きく左右します。

失敗を避けるための実際の報告

後付けの際、設置予定のスペースにコンセントが足りず、追加工事が必要になったという事例があります。

特に電子レンジや炊飯器など、家電を多く使用する場合には要注意です。

また、採寸を誤り、カップボードが壁から数センチ飛び出してしまった例も報告されています。

こうした失敗を防ぐには、プロに事前の現地確認を依頼するか、家具店の無料出張サービスなどを活用すると安心です。

自力での設置は計測と配線の確認が要になります。

ユニットタイプと造作タイプの比較事例

ユニットタイプは既製品のため価格を抑えやすく、設置も1日で完了するケースが多いのが魅力です。

一方、造作タイプは空間にぴったりと合うように作られるため、収納の自由度や見た目の一体感に優れています。

ある家庭では、造作タイプを採用し、壁の端から端までをフル活用してデッドスペースをゼロに。

反対に、費用や施工期間を重視してユニットを選んだケースでは、将来的な買い替えや移設がしやすい点がメリットとなっています。

どちらもライフスタイルに応じた選択が鍵です。

設置場所の選定と間取りへの配慮

最適な配置を示すキッチンレイアウト図

カウンターとのバランスを考えた配置

カップボードを設置する際は、キッチンカウンターとの位置関係に注意が必要です。

動線が重なると調理や配膳の妨げになり、使い勝手が悪くなります。

たとえば、作業スペースを確保するためには、カップボードとカウンターの間に最低でも90cm以上の通路幅を設けると安心です。

料理中の移動や複数人での作業も快適になり、無駄な動きが減ることで効率的に家事がこなせるようになります。

サイズや高さの適正確認ポイント

設置場所に合ったサイズかどうかを確認することが、カップボード選びの重要なポイントです。

特に高さは要注意で、天井ギリギリの収納を選ぶと空間を有効活用できますが、圧迫感を避けたい場合は少し余裕を持たせた設計も検討しましょう。

横幅は壁の寸法に合わせて選ぶのが基本ですが、隣接する窓やスイッチ類との干渉も忘れずにチェックしておくと、設置後の使い勝手が大きく変わります。

家電との組み合わせを考える

炊飯器や電子レンジなどの調理家電を使いやすく配置するには、カップボードの構造やコンセントの位置をしっかり確認する必要があります。

たとえば、蒸気の出る家電は専用のスライド棚や蒸気処理機能付きスペースがあると安心です。

また、家電のコード長さや熱の逃げ場も考慮して設置しないと、思わぬトラブルのもとになります。

配置前に家電のサイズや使用頻度を見直しておくと、より快適なキッチンになります。

カップボードの施工に必要な時間と手間

業者との握手

工事にかかる一般的な時間と流れ

カップボードの取り付け工事は、商品が到着してから実作業は半日から1日程度で完了することが多いです。

搬入・開梱後、設置位置の微調整や水平確認、壁への固定といった工程を経て、最後に扉の動作確認と清掃を行います。

事前に商品の寸法や搬入口の確認、必要であれば電気・コンセント工事の準備も含めてスムーズな進行を図ることが大切です。

1日で済む工事でも、計画段階から準備を整えておくと安心です。

業者への依頼時に必要な情報

施工をスムーズに進めるためには、業者に伝えるべき情報を事前に整理しておくと効率的です。

キッチンの間取りや希望する設置場所のサイズ、壁材の種類、既存のコンセント位置などは必須項目です。

さらに、収納したい食器や家電のサイズ、よく使う調理スタイルなども共有すれば、より使いやすいレイアウト提案が受けられます。

写真や図面があると打ち合わせもスピーディに進みます。

取り付け後のメンテナンスについて

カップボードを長く快適に使うためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

引き出しのレールや扉のヒンジ部分は、使用頻度に応じてネジの緩みやガタつきが起こりやすく、定期的な点検が効果的です。

また、蒸気や汚れがたまりやすい家電収納スペースは、こまめな掃除を習慣化することで劣化を防げます。

メーカーの保証期間中に不具合があれば、早めに相談して対処しましょう。

カップボード後付けに関するよくある質問

配線工事をする業者

追加工事時の注意点とアドバイス

カップボードの後付けでは、既存の壁構造やコンセントの位置によって追加工事が必要になることがあります。

特に電源の増設や補強工事が発生する場合、事前の現地調査が重要です。

また、壁材が石膏ボードの場合はしっかりとした下地の有無を確認し、重量に耐えられる設置を行う必要があります。

思わぬ手間や費用を避けるためにも、最初の段階で設置環境を業者と丁寧に共有しておきましょう。

金額についての透明性と確認事項

カップボード後付けの費用は、本体価格だけでなく配送費・工事費・オプションの有無によって変動します。

見積もりを依頼する際は「何が含まれているか」を明確にし、項目ごとに内訳を確認しましょう。

また、キャンペーン価格や施工費込みプランもあるため、複数社の条件を比較するのも賢明です。

曖昧な金額表記に惑わされず、トータルでかかる金額を見極めることが大切です。

カップボード選びに関する専門家の回答

収納力や見た目はもちろんですが、実際に使う場面をイメージした選び方が重要だと専門家は話します。

たとえば炊飯器の蒸気を考慮した家電収納や、取り出しやすい位置にある引き出しの高さなど、機能面にも注目した提案が多く見られます。

インテリアに合うかどうかだけでなく、使い勝手や将来的なライフスタイルの変化も見越して選ぶと後悔しにくいでしょう。

後付けカップボードのトレンドと未来

ハイブリットな現代的なキッチン

最新のデザインと機能について

最近の後付けカップボードは、単なる収納家具ではなく、キッチン全体の機能性とデザイン性を高める重要なインテリア要素として進化しています。

トレンドとしては「壁面一体型デザイン」「隠す収納」「見せる収納」のハイブリッド型が主流。

扉付きで生活感を抑えつつ、ガラス扉やオープンラックを取り入れてお気に入りの食器や小物をディスプレイする設計が人気です。

また、従来の「収納棚」から、「家電収納付きユニット」へと進化し、炊飯器・電子レンジなどの使用時にもストレスがないよう、スライド式カウンターや耐熱構造を備えた引き出しが標準装備される商品が増えています。

LED照明付きの吊戸棚、コンセント付きのカウンター天板、ソフトクローズ機能など、キッチン作業を効率化する設備も取り入れられており、見た目と実用性を兼ね備えた設計が求められています。

さらにSDGsの流れを受け、サステナブル素材や長寿命設計への関心も高まりつつあり、木目調のリサイクル素材を活用したパネルや、耐水・耐熱加工を施した天板の選択肢も豊富です。

今後は、IoTとの連携による「スマート収納」や、ライフステージの変化に合わせて高さやレイアウトを可変できる「モジュール式ユニット」も注目されるでしょう。

使う人の生活に寄り添いながら、時代とともに変化する柔軟性が、これからのカップボードに求められる要素になっています。

注目すべきメーカーとその商品

カップボード選びで重視されるのは、デザイン・サイズ・収納力・機能性のバランスです。

各メーカーが出している人気シリーズには、それぞれ特徴があり、暮らし方に合った選択が重要になります。

リクシル

リクシルのシステムキッチン

引用元:キッチン | システムキッチン – LIXIL

まずリクシルは、キッチン設備との統一感を重視したい人におすすめのメーカーです。

特に「シエラS」シリーズは、同社のシステムキッチンと併せて設置でき、インテリアに馴染みやすいカラー展開が特徴。

上下分離型の収納構成や、吊戸棚に耐震ラッチを標準搭載するなど、安心感のある設計が魅力です。

シエラS 価格帯:約65万円 〜 約90万円

タカラスタンダード

タカラスタンダードのシステムキッチン

引用元:タカラスタンダード | 食器棚・キッチン収納・カップボード

タカラスタンダードは、ホーロー素材を活かした耐久性と清掃性が強み。

油汚れや湿気に強く、長年使っても劣化しにくいため、毎日の手入れが面倒に感じる方にも向いています。

「レミュー」シリーズでは、スライド式の蒸気排出ユニットや、扉をマグネット化してメモボードとしても活用できる工夫も。

レミューシリーズプラン価格:約80万円~

パナソニック

パナソニックのカップボード

引用元:パナソニック | システムキッチン: カップボード – 住まいの設備と建材

パナソニックは、家電収納の利便性を求める方に最適です。

「Lクラス」は、炊飯器や電気ケトルの蒸気を自動で処理する『蒸気処理ユニット』や、スライドイン方式で取り出しやすい家電棚が搭載されており、使う人の目線で設計されています。

Lクラス 価格:約91万円(税抜)~

ニトリ

ニトリのカップボード
引用元:ニトリ | 食器棚・キッチン収納

ニトリは、手頃な価格と自由なカスタマイズ性が魅力。

シリーズ「リガーレ」は、下台・上台・カウンターを好きに組み合わせられ、3色展開のカラーと複数サイズから選べます。

天板を大理石風に変えるなど、予算を抑えながらも見た目にこだわれる点も強み。引き出しやスライド棚のパーツ追加で、収納力の調整もしやすくなっています。

キッチンボードリガーレシリーズ価格:約16万円~

イケア

IKEAのシステムキッチン

引用元:IKEA | 食器棚・カップボード・キッチン背面収納

イケアは、デザイン性を重視する方に人気。

特に「METOD(メトード)」シリーズは、欧州らしいミニマルデザインに加え、扉・取っ手・収納パーツの組み合わせが非常に豊富です。

壁面一体型のハイキャビネットを使えば、限られたスペースでもスタイリッシュかつ実用的なキッチン収納が完成します。

カウンター収納 幅180cm 価格一例:合計約20万~

どのメーカーにも、サイズオーダー対応や搬入・設置サポート、無料プランニングといったサービスがあり、初心者でも安心して購入できます。

見た目だけでなく、生活動線や家電の配置、地震対策までを視野に入れて検討するのがポイントです。

ライフスタイルに合ったカスタマイズ法

カップボードの後付けを成功させるためには、ライフスタイルとの「フィット感」が重要です。

家族構成、調理スタイル、収納したい物の種類や量などによって、必要なカスタマイズは大きく変わります。

例えば、共働き家庭では時短を意識した配置が鍵になります。

電子レンジ・トースター・炊飯器などを一箇所に集約し、調理家電の操作や片付けがワンアクションで済むよう、コンセント付きスライド棚やワゴン型ユニットを組み込むと便利です。

子どもがいる家庭では、安全性とアクセスのしやすさを両立する工夫が必要。

上段には割れ物や調理器具、下段にはプラスチック製の食器やお菓子など子どもが自分で取り出せる収納を設けるなど、高さのバランスを調整したカスタマイズが有効です。

また、趣味を重視する方には「見せる収納」と「隠す収納」の使い分けがポイントに。

お気に入りのティーカップや北欧デザインのプレートはガラス扉で見せ、日用品は引き出しや目隠し扉の中に隠す設計が理想です。

さらに、設置後の生活動線まで考えたプランニングが重要です。

冷蔵庫やシンクとの距離を意識し、配膳・片付けがスムーズになるよう通路幅や導線を意識して配置することで、日々の負担を減らす効果も期待できます。

カップボードは、単なる収納ではなく、家族の暮らしを支える「生活の軸」となる存在。

住まいにあわせた柔軟なアレンジが、満足度の高いリフォームの決め手になります。

後付けカップボードは、住む人の暮らしに合わせて柔軟にカスタマイズできるのが魅力です。

例えば、共働き世帯には「朝の準備がスムーズになる家電収納付き」、子育て家庭には「高い位置の収納を避けた安全設計」が好まれます。

ニトリやイケアのようなモジュール式タイプなら、ユニットの組み替えで将来的な生活の変化にも対応可能です。

スタイルの棚卸しから始めるのが成功の近道です。

まとめ

ハイブリットな現代的なキッチン

建売住宅では、カップボードが設置されていないケースもあり、収納不足や家電の置き場に困ることが多いです。

後付けは可能で、相場は本体と工事費込みで10万〜35万円ほど。

安価な既製品であれば10万円台もあります。

またオーダーや高機能品では35万円を超える場合もあります。

設置の際はスペースや配線の確認が必要で、専門業者への依頼が安心。

デザインや収納力も重視し、キッチンとの統一感を考えることがポイント。

施工は半日〜1日で、事前準備や見積もり比較、業者選びが仕上がりを左右します。

生活スタイルに合った選択が快適なキッチンづくりにつながります。

今回は以上です。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

また次の記事でお会いしましょう。

では。