今回は、「物置の収納棚」がテーマです。
本記事の内容
- 「物置の収納棚」にオススメの商品
- 「物置に収納」しても良いもの・悪いもの
- 「物置の収納」でオススメの商品
物置のスペースを有効活用するための収納棚を何にすればよいか迷っていませんか?
メーカー純正品の棚を購入するのが良いとは思いますが、割高ですので購入する前に他の選択肢を検討してはいかがでしょうか。
私自身、「物置の販売業務」の経験と「自宅の物置の収納ラック」で迷った経験があります。
そこで今回は、「物置の収納棚」にオススメの商品や選ぶ際のポイントなどを解説します。
では、さっそく本題にいきます。
物置の収納棚は何がよい
物置の収納棚は何がよい
- メタルラック
- スチールラック
- 純正追加棚
メタルラック
「メタルラック」の組み立ては、スリーブと呼ばれるプラスチック製の部品を取り付けます。
スリーブを4つ付けた後、棚を1枚ポール上部から入れて取り付けます。
メタルラックは下から、棚板1枚ずつ取り付けて組み立てていきます。
一度にスリーブを全て取り付けてから、棚板をセットすることはできませんのでご注意ください。
メタルラックの【メリット】
メタルラックは一度要領をつかめば、カンタンに組み立てが可能ですよ。
ドライバーなどの特別な工具は不要ですが、スリーブに棚板をセットするときにゴムハンマーを使うと作業しやすいかと思います。
後から棚板の高さを変更したい時もラクに調整できます。
また、フックや棚板用のシートなどの追加パーツが豊富にあり、使用シーンによってより使いやすくアレンジできます。
- 追加パーツのバリエーションが豊富
- 棚の高さの変更がラク
- 組み立てがラク
メタルラックの【デメリット】
棚の形状はワイヤーがタテヨコに張っている状態なのでスキマがあります。
これにより電子レンジなどの足が抜けてしまう可能性があります。
また、一カ所に集中して重さが加わると棚板のワイヤーが曲がってしまう可能性があります。
- 足つきの家電を置くと足が抜ける
- 一カ所に集中して荷重がかかるとワイヤーが曲がる可能性がある
スチールラック
「スチールラック」は鉄製のラックで、ネジとナットで棚板を固定するものや、棚受けを取り付けてその上に棚板をのせるものなどがあります。
「メタルラック」に比べると、多少組み立てが面倒なものが多いです。
スチールラックの【メリット】
棚板が板状で頑丈であり、鉄製のため重さがあるので安定しています。
「メタルラック」のように棚板がワイヤー状ではないため、置くものが限定されません。
- 重量があり安定している
- 棚板が板状でスキマがない
- 棚板が頑丈
スチールラックの【デメリット】
鉄製で重さがあるため安定はしてますが、逆をいうと移動が少々大変です。
商品によっては工具が必要で組み立てに時間がかかる場合があります。
- 商品自体が重い
- 組み立てに工具が必要な場合がある
純正追加棚
物置の棚板は、ホームセンターなどに注文して追加で購入することもできますよ。
メーカー純正の棚板は、見た目がすっきりしてムダなく収納できるのがいいですね。
しかしながら、値段が割高になってしまいます。
一例として、イナバ物置の追加の棚板1枚(450×1273mm)3,800円(カタログ税込価格)です。
メタルラックとスチールラックの違い
材質の違い
「メタルラック」とは「メタル=金属」「ラック=棚」つまり、「金属でできた棚」になります。
「スチールラック」とは「スチール=鉄」「ラック=棚」つまり、「鉄でできた棚」になります。
「メタルラック」の材質は、アルミやステンレスと様々な金属で作られている場合があります。
一方、「スチールラック」は、文字通り「鉄のみ」です。
棚の形状の違い
「メタルラック」とは「ワイヤー状」の金属で作られており、比較的軽いです。
一方、「スチールラック」は、「板状」のものが多いです。
柱の形状の違い
ポールや支柱と言ったりしますが、「メタルラック」のポールは筒状のものが多いですね。
「スチールラック」の支柱は、L型が主流になります。
参考元:意外と知らない?「メタルラック」と「スチールラック」の違い
物置の収納棚【えらぶポイント】
- 組み立てやすさ
- 棚の形状
- 耐荷重
- 価格
組み立てやすさ
「メタルラック」は、ポールにスリーブという部品を取り付けて棚をセットしていくものがほとんどです。
特別な工具を使わなくても比較的カンタンに組み立てしやすいと思います。
「スチールラック」は、ドライバーなどの工具を使ってネジとボルトで取り付けるものや、棚受けを引っ掛けて棚板をのせるものなど組み立て方法は様々ですので、よく確認した方がよいですね。
スチールラックは、メタルラックに比べると比較的組み立てが面倒なものが多いかもしれません。
棚の形状
「メタルラック」は「ワイヤー状」の金属で作られており比較的軽いですが、ワイヤーがタテヨコに張っている状態なのでスキマがあります。
これにより電子レンジなどの足が抜けてしまう可能性があります。
「スチールラック」は板状のためスキマはないですね。
耐荷重
棚板一枚あたりの耐荷重は棚の形状によって違います。
メタルラックに関しては、棚板のワイヤーの本数によって耐荷重が違います。
メタルラックは耐荷重以下でも、一カ所に集中して重さが加わると棚板のワイヤーが曲がってしまう可能性があります。
価格
価格はサイズや組み立てやすさ丈夫さによって変わってきます。
「組み立てが多少面倒でもいいよー」という方は、レンチやドライバーなどの工具を使って組み立てるタイプのスチールラックがわりと安く購入できるかと思います。
物置の収納【良いもの・ダメなもの】
物置の収納【良いもの】
- レジャー・アウトドア用品
- 日曜大工用品
- ポリタンク
- 防災グッズ
- 園芸用品
- タイヤ
化学肥料や農薬などは、直接触れるとサビが発生する原因となりますので、必ず受け皿などを使用してください。
物置の収納【ダメなもの】
- 写真・本
- 食品
- 衣類
夏場の物置の中は断熱処理されたタイプの物置でも50度近くになり、逆に真冬には氷点下0度以下になる場合があります。
湿度・温度変化に弱い食品や衣類、写真などは保管しないようにしてください。
特に保管場所が「冷暗所保管」となっているものは、物置の収納は避けましょう。
物置の収納でこれもオススメ
タイヤラック
RVBOX
メッシュパネル
物置の壁面にマグネットフックを取り付け、メッシュパネルを引っ掛けてそこにフックなどをかけるといろんなものが収納できます。
これで収納力がぐ〜とアップしますよ。
物置の収納棚は何がよい【まとめ】
メーカー純正の棚板は見た目がすっきりして、メタルラックなどに比べるとムダなくスペースを活用できるのでオススメです。
しかし、割高になりますので購入する前に一度他の選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございます。