ブログイメージ
家電 PR

インフルエンザ対策!加湿器はどれを選べばいいの?タイプ別にメリット・デメリットをご紹介

加湿器画像
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、ケニーです。

一段と寒さが増し暖房器具を使用する冬場は乾燥対策が重要です。

空気が乾燥することにより風邪やインフルエンザにかかるリスクが高くなります。

インフルエンザウイルスは湿度50%〜60%で空気中での感染力が下がるとされています。

11月〜3月頃まで日本全国で流行しているインフルエンザの予防策の1つとして加湿器をタイプ別にご紹介します。

1.タイプ別の商品特徴

  スチームファン式(加熱式) 

即効性で選ぶならこのタイプがおすすめです。

ヒーターで水を加熱し沸騰させて蒸気に変える方式。

やかんでお湯を沸かすイメージです。

やかん画像

・白い蒸気が勢い良く出るので加湿している実感があります。

・ファンで蒸気を送り出すのタイプが主流です。

・共働きや一人暮らしなど家にいることが少なく使用時間が短い場合におすすめ。

・短時間で湿度を上げたい場合に有効です。

・加湿のパワーは高く即効性がある。

・水をいったん加熱するので衛生的

・他と比較すると消費電力が大きい。(200〜500W程度)

・吹き出し口が熱くなる。

・蒸発皿に残るミネラル分が水あかとしてたまりこまめな掃除が必要。

(ただし最近はフィルターを搭載してこれを防ぐ仕組みの商品もある。)

  ヒーターレスファン式(気化式)

長時間使う人にはこのタイプがおすすめです。

水を含んだフィルターにファンで風をおくり気化させる方式。

洗濯物を乾かしたり、水にぬらしたバスタオルを使い加湿する方法などが近いイメージ。

タオル干すイメージ画像

・電気代がやすい。

・家にいる時間が多い家庭や小さいお子さんがいるなど、長時間使う人におすすめ。

・ヒーターを使用していないので、吹き出し口が熱くならない。

・送風のみなので消費電力が少ない。(15〜30W程度)

・加湿パワーは弱めで急速に加湿をすることはできない。

・原則、加湿フィルターの交換または手入れが必要。(交換不要のフィルターもあり)

  超音波式

デザインで選ぶならこちらのタイプがおすすめです。

水を超音波に当てることで微粒子にし、それをファンで送りだす方式。

細かい水滴をだす霧吹きのようなイメージです。

霧吹き画像

・デザイン家電などで採用されています。

・デザインにこだわる人向け。

・消費電力が少ない。

・加湿能力が高い。

・小型でデザイン性があるものが多い。

・タンク内を衛生的に保たないと吹き出す蒸気に雑菌が混ざりやすい。

・水分中のカルキも空中に放出されるので乾燥したときタンク内に白いものが残ることがある。

  ハイブリッド式(加熱気化式)

パワーがあり、さらに省エネタイプはこちらです。

気化式をベースとして、湿度が低いときはフィルターにふくんだ水分に「温風」を当てて加湿量を多くする。湿度が安定してきたらヒーターを切り「送風」のみで加湿を一定に保つタイプです。

バスタオルを温風で乾かすイメージです。

タオルドライ画像

・消費電力はヒーターレス式より大きいがスチーム式よりは小さい。

・加湿のパワーはヒーターレス式とスチーム式の中間。

・機能とコストのバランスがよい加湿方式。

・省エネ性は重視したいが、パワーも必要というニーズにマッチしているため各社このタイプに力を入れている傾向。

・部屋の状況に応じて「温風」と「送風」の2つの切替えるため省エネ。

・吹き出し口が熱くならない。

・原則、加湿フィルターの交換または手入れが必要。(一部加湿フィルター交換不要タイプがあります。)

2.部屋の大きさに合った加湿器のパワーは?

加湿器の能力は室温20℃・湿度30%の時、1時間あたり何リットルの水蒸気を出すかを「ml/h」で表します。したがってこの数値が大きいほど能力がたかく、より広い部屋をカバーできます。

「適応床面積」とは室温20℃において湿度60%を維持できる部屋の大きさの目安を表示してます。

それぞれの関係は以下となっております。

加湿能力 適応床面積
1000ml/h

プレハブ28畳

木造17畳

800ml/h

プレハブ22畳

木造13.5畳

700ml/h

プレハブ18畳

木造11畳

600ml/h

プレハブ17畳

木造10畳

500ml/h

プレハブ14畳

木造8.5畳

400ml/h

プレハブ11畳

木造7.0畳

300ml/h

 プレハブ8畳

木造5.0畳

3.タイプの電気はいくら?

スチームファン式

・130W〜260W程度

・3.5円〜7.0円(1時間あたり)

ヒーターレスファン式

・4W〜20W程度

・0.1円〜0.5円(1時間あたり)

超音波式

・25W〜40W程度

・0.7円〜1.1円(1時間あたり)

ハイブリッド式

・150W〜200W程度

・4.1〜5.4円(加熱時)

・0.1〜0.5円(非加熱時)

※1kwh当たりの電気代を27円として計算しております。

4.まとめ

スチームファン式

衛生面で安心。

フィルターの清掃・メンテナンスが必要。

電気代は高くなります。

ヒーターレスファン式

長時間使用しても電気代が安い。

フィルターの清掃・メンテナンスが必要。

超音波式

おしゃれなデザインが豊富。

アロマオイルを使える機種が多い。

長時間使用しても電気代が安い。

長時間放置すると雑菌が繁殖する可能性が高い。

こまめにクリー二ングやメンテナンスをする必要があります。

ハイブリッド式

機能的にすべてのいいとこ取り。

本体価格はやや高め。

加湿器といっても加湿法式によってメリット・デメリットがございます。

利用する部屋の大きさ、電気代、機能、価格などの条件を整理し最適な商品をお選びください。